美容サロンの店舗ルールとは?マニュアルの作り方は?
店舗におけるルールとマニュアルの役割とは?
店舗のルールはお客様に対して提供するサービスの質が統一できる利点があり、人間が提供するので全員が100%同じサービスを提供するのは難しいですが、お客様に安心して頂け、顧客満足度を上げることができます。
さらに、スタッフが働きやすくなり、迷わずに行動できます。ルールが無ければ、イレギュラーなことが起きた時、上長に確認したりと手間や時間がかかります。
新規開業の際、必要なマニュアルについて
新規開業をする際、必要なマニュアルは2つあります。
①店舗運営マニュアル
電話対応や、お出迎え・お見送り、カウンセリングや技術、お会計と言ったお客様に直接関わる動作や発言についてまとめられています。
スタッフ間での対応や、仕事スキルの差を無くし、誰が出勤していても変わらないレベルのサービスをお客様に提供することができます。
②就業マニュアル
企業内や会議のルールといった、組織自体の内部に関わることがまとめられています。
この2つのマニュアルがなければ、企業の秩序やリテラシーが欠けてしまいます。
組織に対して、均衡やフラットさを保つために就業マニュアルは必要不可欠です。
マニュアルを設ける利点
①業務作業の形式化
マニュアルが上手く稼働できていない、複数サロンを経営しているサロンの場合、店舗によってやり方が違ったり、オーナー自身がマニュアル化してしまってスムーズに業務が行えないことが多々あります。
ルールではなく人に沿った稼働になると、楽な方に流れたり、店長が変わった時に現場が混乱する可能性があるため、マニュアルを基準にすることで業務作業を形式化できます。
②業務の全体を把握する
マニュアルはまず、業務の全体像を描き、そこに細かい業務について手順や注意点を加えて行きます。作成時は関わるスタッフの同意が必要で、マニュアル化することによってどこの部分を誰が遂行するのか、どの部分に当たるのかがハッキリし、業務の効率化を図ることができます。
③新人スタッフを即戦力にする
サロンではスタッフの入れ替わりが比較的多く、マニュアルがあれば業務を教える効率が上がり、教育時間を大きく削減できます。スタッフによって教える幅の差がなくなり、目的も記載すると、業務の意味も理解してもらいやすくなります。