起業を考える会社員の方へ
・ポイントは達成感
1. 達成感のある仕事を選ぶ
起業のアイデアを選ぶ際に最初に考慮すべきなのは、達成感のある仕事を選ぶことです。会社員のまま起業をすることは容易ではありません。特に難しいのは、会社員としての仕事を続けながら、副業としての起業準備を進めていくことです。起業後は最初の段階では売り上げが見込めないことも普通ですが、あきらめずに努力を続けることが重要です。また、会社員としての本業もあるため、副業に費やせる時間は限られています。会社員のまま起業するということは、時間的にも体力的にも容易ではありません。しかし、達成感のある仕事でなければ、モチベーションを維持することは難しいでしょう。単に儲かりそうだからという理由だけでは、モチベーションを保つのは厳しいかもしれません。
2. 達成感のある仕事を修正しながら続ける
売れない時期でも、達成感を感じる仕事を続けることで、モチベーションを保ちながら結果を出すことができます。ただし、常に修正を重ねて売れる方法を試行錯誤することが必要です。達成感を感じる仕事を少しずつ修正しながら、着実に続けていくことが重要です。会社員のまま副業で成功する人は稀ですが、ハードルが高い分、成功の確率は上がっていくと言えます。
一般的に、会社員の仕事に達成感を感じることは難しいものです。もちろん、そうでない人もいるでしょうが、会社員の仕事の本質を考えると、「経営者がやりたくない仕事」や「経営者ができない仕事」であることが多いです。例えば、データ入力や掃除、顧客対応などは、経営者がやりたくない仕事であり、そのような仕事には達成感を感じることは難しいでしょう。だからこそ、経営者はお金を払って他の人に仕事を依頼しているわけです。現在の本業に達成感を感じているならば問題ありませんが、感じられない場合は副業で自分の興味ある仕事に取り組むことをおすすめします。
・機械に代替えされにくい仕事を選ぶ
近年、あらゆる職業が機械に代替えされ、人間の仕事が減っています。スーパーでは自動レジが増え、工場でもロボットが増えています。ただし、機械に代替えされにくい分野も存在します。例えば、カウンセラーやコンサルタントなど、お客さんとの人間同士の関わりが重要な仕事です。心理カウンセラーのように、お客さんは機械ではなく人間との対話を望んでいるケースが多いです。人間同士の対話によって、お客さんは気づきを得たり、自分を大切にされていると感じたりすることがあります。このような仕事は、当面は機械に代替えされることはないでしょう。